簡単だけど意外と緊張する英会話!英語での名刺交換、英語の名刺の書き方編

英語での名刺交換、英語の名刺の書き方

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こんにちは、シリーズの二回目「ビジネスシーンの基本『名刺交換』も怖くない!」です。電話やメールでの英語はあくまで機械をとおしてのコミュニケーションとなりますが、実際に対面するとなると・・・失礼ははたらけないし、失敗したらどうしようかと緊張してしまいますよね。

今回は対面コミュニケーションの初歩の初歩「名刺交換」を英語でできるようになるには?というポイントをおさえていきたいと思います。今回の記事をもとに練習して、上司からも一目おかれる会話能力を披露しましょう!!

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~名刺交換のときに使う英語のフレーズ~

・そもそも「名刺」って英語でなんていうの?

名前や企業名が書いてある名刺・・・英語ではなんと言うのかご存じない方もいるのではないでしょうか?’name card’と思っている方が意外と多いようですが、企業でつくる名刺は・・・

’Business Card’
(名刺)

と言います。まずはこの基本をおさえておきましょう!

・名刺を「交換する」って英語でなんていうの?

これはご存知の方が多いかもしれませんね。「交換する」は英語で

’Exchange’
(交換する)

ですね。「両替をする」なんてときにも用いる、物と物とをやり取りするときの言葉です。

・名刺を「ください」って英語でなんていうの?

名刺を「ください」となると’give me your business card’などと言ってしまいそうですが、なんだかこれは礼儀の無い言い方です・・・初対面の相手ですから、敬意をこめて、

’May I have your business card?’
(あなたの名刺をいただけますか?)

と、言いましょう。ビジネスの場ではよく’May I~?’または’Could I~?’という丁寧な言い方が重宝されます。ぜひこの言い回しは覚えておきましょうね。

・やばい!名刺がなくなっちゃった!英語でなんていえば?

名刺交換をいざしようというときに「な、ない・・・」なんてシチュエーション。まずはこうならないようにしっかり準備したいところですが、こんな事態にもさらりと英語で対応したいところ。名刺を「切らしています」ってなんて言うのでしょうか・・・

’I ran out of my business card’
(私は、名刺を使い切ってしまいました)

「切らす」つまり「使い切ってしまっている」というときには’ran out of~’を使います。’ran’は「走る」と同じ単語’run’の過去形ですね。もし「使い切りそうだ」と危機的状況を伝えたいときには’I am running out of~’と、現在進行形にすればOKです。

・「どのような仕事をなさっているのですか?」は英語では?

一番シンプルな言い方だと’What do you do?’(何をしているのですか?)ですが、もっとよく「どんな仕事をしているのか詳しく聞きたいな」というときには・・・

’What kind of work are you engaged in?’
(どのような仕事にお務めですか)

と尋ねてみるとベターです。’be engaged in~’とは「~に従事している」と和訳が載っていることが多いですが、つまり「仕事をしている」ということですね。

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~英語で名刺交換をする流れ、文化の違い~

1.まずは挨拶を

日本の場合だと「名刺は初対面の挨拶のはじめから準備して!」と教え込まれたりしますよね。相手と顔を合わせてからもたもた準備していると、手際の悪い人だと思われかねません。

しかし日本以外の文化ではそうでもありません。まずは(1)必ず’Hello’、’Good Morning’など挨拶を交わし、次に(2)握手をがっちりと交わす、そして(3)名前を名乗る・・・そしてはじめて’May I exchange our business cards?’(名刺交換をさせていただいてもよろしいでしょうか?)と申し出るのがベストです。

日本とは順番が違いますが、こうした文化の違いもばっちりおさえておくと評価アップですね!

2.名刺交換の際は相手の目をみて

日本でこんなことをしたら笑われそうですが・・・これも文化の違いで、海外の場合、名刺交換の際はお辞儀をしながらというわけではありません。

握手のときもそうなのですが、相手の目をしっかりと見ながら’Here’s my business card’(こちらが私の名刺でございます)と伝えましょう。また、この際には日本での名刺交換と同じように’I’m Takashi Suzuki’(スズキタカシと申します)など名前の読み方を伝えると良いでしょう。

このときに相手の名前の読み方が聞き取れなかったら’Excuse me but, may I have your name again?’(失礼ですが、もう一度お名前をお聞かせいただけますか?)。または、相手をどう呼んだら良いか聞きたいときは’What should I call you?’(どのようにお呼びさせていただきましょうか?)と尋ねてみましょう。

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~名刺交換シーンの会話例~

Johnson: ‘Hello.’
(こんにちは)

Takashi: ‘Hello, nice to meet you.’
(こんにちは、はじめまして)

Johnson: ‘Nice to meet you, too.’
(こちらこそはじめまして)

Takashi: ‘May I exchange our business cards?’
(名刺交換をさせていただいてもよろしいですか?)

Johnson: ‘Sure. Here’s my card. I’m Johnson Connors’
(もちろんです。どうぞ私の名刺です。ジョンソン・コナーズと申します)

Takashi: ‘Thank you. And here’s… Oh, I ran out of my business card.’
(ありがとうございます。こちらが私の・・・あっ、名刺を切らしてしまいました)

Johnson: ‘OK. Then may I have your name?’
(そうでしたか。そしたらお名前を伺ってもよろしいですか?)

Takashi: ‘I’m sorry for my fault. I’m Takashi Suzuki. Later,I will send you my contact information by E-mail.’
(不手際で大変申し訳ございません。スズキタカシと申します。後ほど、メールにて私の連絡先をお送りさせていただきます)

Johnson: ‘I see. So let’s start the meeting.’
(わかりました。それでは、ミーティングを始めましょうか)

・・・いかがでしょうか?どうにか楽しい例文にしようと思っても、やはり名刺を忘れた気まずさはぬぐえないですね(笑)

是非英語での名刺交換にのぞむ前に、名刺入れの中身を再度確認しておいてください!

そして是非是非気持ちのよいビジネスシーンをつくりだしてみましょう!

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~名刺の読み方~

せっかく名刺をいただいても、書いてある内容がちんぷんかんだとやりとりもうまくいかないですよね。最後に、名刺に記載してある事項についておさえておくべきポイントをお伝えしたいと思います。

・役職名は英語でなんというの?

取締役会長:Chairperson(Chairman)

社長:President

代表取締役:Representative Director

専務:Senior Managing Director(Executive Managing Director)

常務:Managing Director(Executive Director)

取締役:Member of the Board

監査役:Auditor

支店長:Branch Chief(Branch Manager’’, Branch Office Manager)

部長:Manager(Director)

課長:Section Chief(Section Head)

主任:Supervisor(Chief)

一般社員:Staff (Employee)

・会社名の書き方

日本語だと~株式会社、~有限会社とありますが、英語だとどうなるのでしょうか?

’Co. Ltd.’=’Company Limitedの略’
これは「有限会社」「株式会社」であることを示します。’Company’はもちろん「会社」、’Limited’は「制限されている」ということを示します。これは有限会社や株式会社というのはたとえ会社が倒産した場合においても購入された株式に対してしか責任を負わなくて良い、という意味を表しています。「責任を制限する」という意味での’Limited’であるということです。

ちなみに日本の多くの企業における英語表記は’Co., Ltd.’と、間にカンマを使っていますが、これは海外の企業ではあまり見られないとのこと。日本の企業だけが英語表記において、「会社」と「責任制限」の間にカンマを使っているようですね。

’Inc.’=’Incorporated’
これはアメリカにおいてよく用いられる「登記済み会社」という意味です。イギリス英語圏では上記のように’Co. Ltd.’が使われ、アメリカ英語圏では’Inc.’という使い分けですね。ちなみに企業名の最後に’Corp.’とあるのもほぼこちらの’Incorporated’と同じで、アメリカ英語圏でよく用いられています。

・企業所在地の書き方

日本の場合は所在地を「郵便番号・県・市区町村・番地・部屋番号」の順で書きますが、英語表記については基本的に逆にするということを覚えておきましょう。これはご自身の名刺の作り方にも役立ちますね。

例)
日本語:163-8001 東京都新宿区西新宿2丁目8−1
英 語:8-1 Nishi-Shinjuku 2-chome, Shinjuku-ku, Tokyo 163-8001

ちなみにこれは東京都庁の住所ですが、ポイントは

①順序が日本語とは逆であること
②,(カンマ)で区切られていること
③都道府県は都道府県名だけで英語表記すること

ですね。

住所に部屋番号を記載しなければならないときは、英語表記の冒頭に’#111’などと表記します。

今回は名刺交換というビジネスシーンを学びながら、ちょっとした文化の違いなんかにもふれることができました。こうした文化はグローバル化の潮流とともにどんどん変わってきていて、最近はサッカーの長友選手の影響もあるとかで、日本人の「お辞儀」が浸透してきているのだとか。そうしたら今度は、日本人である以上は握手のときも名刺交換のときもお辞儀で・・・なんていうように変わってくるのかもしれません。そうしたエキサイティングな日常に飛び込むためにも、まずは基礎基本からおさえておきましょう。

それでは、次回の記事をお楽しみに!
(See you next lesson!)

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