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簿記の取引とは?取引の8要素、取引要素の結合関係

企業は所有している財産を最大限に増やすべく、財産を運用し利益を得るための経済活動をし、その経済活動の過程で様々な企業や人と取引を行います。企業の行う取引には、販売契約を結んだり、仕入先に注文したり、建物の賃貸借契約を結んだり、従業員を採用したり、光熱費を払ったり、株を購入したりなど様々あります。簿記の目的は、貸借対照表、損益計算書を作成することで企業の財政状態や経営成績を明確にすることにあるため、企業活動の全ての取引をもれなく記録する必要がありますが、簿記の前提条件の一つである「金額表示」により、企業の活動のうち資産、負債、純資産、収益、費用に増減をもたらす変化だけを取引としています。よって、在庫や備品の盗難による減少は一般的には取引といいませんが、資産の減少をもたらすものであるため簿記では取引となります。また注文を受けたり、仕入の発注は一般的には取引といいますが、商品や製品を届けていない受注の段階、商品や製品が届いていない発注の段階では資産や負債、純資産、収益、費用の増減がないため簿記上は取引となりません。