受取商品券(他店商品券)とは?受取商品券(他店商品券)の仕訳 簿記3級独学講座

受取商品券(他店商品券)とは?商品券をもらった時の仕訳

商品券とは、百貨店や信販会社、自治体などが発行する商品引き換え券やビール券などの金券をいいます。

商品券を発行した会社は、商品を販売し商品券を受け取った場合は、商品を引き渡さなければならない義務があるため、商品券を発行した時に商品券勘定の貸方に記帳します(商品券発行会社の会計処理は簿記1級の範囲ですので詳細は割愛します。)。

一方、商品券は現金と同じように買い物ができる権利を持ちますが、お客さんが商品券を使い買い物し、他店発行の商品券を受け取った場合、受取商品券勘定(資産)の借方に記帳します。

これは、他店発行の商品券を保有することで、商品券を発行した会社に対して商品券の金額を請求できる債権を持つことになるからです。

商品券の金額を請求し、資金化された場合は、受取商品券勘定の貸方に記帳します。

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取引、仕訳例
5月1日、商品30,000円を売り上げ、代金は他店発行の商品券を受け取った。

(借) 受取商品券 30,000円 (貸) 売 上 30,000円

5月15日

(借) 消耗品費 5,000円 (貸) 受取商品券 5,000円

5月31日

(借) 現 金 25,000円 (貸) 受取商品券 25,000円